14.  プログラミング教育 その6

ネットショッピングが一般化してきています。Webサイトで商品を選び、注文をすると商品が宅配されてきます。利用したことのある人も多いのではないかと思います。誰にでも利用しやすいように、様々な工夫がなされています。
典型的なショッピングサイトでの商品購入の流れは、次のようなものでしょうか。多くの場合、会員登録の確認がなされ、登録していれば、そのままログイン、登録していなければ、登録をするためのページに誘導され、会員登録が促されます。その際に、利用規約や個人情報の取り扱いについての説明もなされることでしょう。登録が完了するとログインができるようになります。サイトにログインすると、商品を検索したり、お勧め商品の画面を見たりして、欲しい商品を選んでいき、それをカートに入れていきます。一通りショッピングが終わると、レジに進み、そこでは、支払い方法の選択や、商品の届け先を指定し、最終的に購入確認をすれば完了です。この流れを流れ図(フローチャート)にするとこんな感じでしょうか。



 実際には、ショッピングをした後、レジに進んでから登録作業をするケースもあるかもしれません。また、登録作業の途中で入力し忘れた項目があったり、パスワードが条件に合わずにやり直しを求められることもあるでしょう。商品を一端カートに入れた後で、やはり別なものにしようと思い、先に選んだものを取り消すこともあるでしょう。また、支払い方法をクレジットカードにすると、その情報を求められるでしょう。いずれにしても、誰にでも使いやすいように、多くの人に使ってもらえるように、必要な手順をできるだけシンプルにわかりやすくなるようにと考えられています。この場合は、ショッピングをする人が欲しい商品を選んで買い物をするという目的を達成するために、条件によって分岐したり、繰り返したり、順に処理していくわけです。このように一定の目的のために、必要なことを論理的に整理していくこと、これがまさしくプログラミング的思考なのではないでしょうか。ショッピングサイトの設計をする人は限られていますが、これからの社会において、人と関わりながら様々な課題を解決しながら生きていく上で、このように物事を論理的に整理して、表現していくという力はますます求められていくのではないかと思います。


住吉高校の校長室から