8.  プログラミング教育 その4

 「間違ってもいいから、言ってごらん」「失敗してもいいんだよ」と、大人たちは言います。しかし、なかなか自信を持てない子どもたちは、失敗したら恥ずかしいとか、どうせうまくいかないからと考えて、思い切って行動することをためらってしまう・・・。そんなことってないでしょうか。
 ところが、プログラミングの学習においては、失敗することが当たり前。すんなりいくことのほうがまれです。命令の与え方や手順、ロボットの場合はセンサーやモーターの扱い、命令文を記述するようなプログラミング言語の場合は、スペルミスやスペース、改行の誤り、変数の扱いや手順、考え方の誤りなど、多くのことに配慮しなければなりません。でも、だからと言って怖がる必要はありません。プログラミングの学習では、基本的なことを学習した後は、試行錯誤、トライアンドエラーの繰り返しです。ロボットが壁を認識したら止まるようにプログラムしたはずなのに、そのままぶつかってしまった。右に曲がるようにしたかったのに左に曲がってしまった。あれ、どこが間違っていたんだろう。あれ、どうしてだろう。やってみては直す、改良してはやってみる。その繰り返し。そして、自分が考えたとおりにロボットが動いたときは、「やった~!」とガッツポーズ。失敗が当たり前、試行錯誤を繰り返しながらたどり着く成功体験、子どもたちの笑顔、プログラミング教育の醍醐味です。
  

住吉高校の校長室から